撮影テーマ(2023年2月)

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はじめに

直近で撮影にお誘いした方にはある程度具体的にお伝えしていますが、今年上半期で撮りたい写真のテーマが定まりつつあります。ここで「こんな写真撮りたい」という話をすると大体同じ発想を持った方から撮影のご依頼をいただけるので、今回はそれに甘えて生煮えの状態で投下します。

撮影したいもの

これまでの撮影では調和を前提とする写真(キャラクターや衣装に「ぴったり合う」ロケーション、ライティング)を自分なりに磨いてきました。

2023年は完全に調和した状態から敢えて意図的に「少しだけ外す」「逆行する」等のミスマッチ要素を入れることに挑戦したいと考えています。

敢えて何らかのミスマッチ要素を入れることで、みる人に引っかかりを残すような。

外れるからこそ、外さない芯の部分が浮かび上がって見えてくるし、逆行することからはテーマを力強く押し出す効果が期待できる。要はお行儀の悪い写真(比喩です)を撮りたい、ということです。

そのためには、

・被写体のキャラクター性のベクトルがある程度はっきりしていること

・そういったお行儀の悪い写真に興味を持ってくれること

が必要になるので、個別に相談させてください。

背景

「なぜ”ミスマッチ写真”に注力したいと思うのか」について言語化してみると、僕の思想から来る内発的な動機や、見るひとの印象に残る写真が撮りたいというのも当然あるのですが、より短期的には自分の成長を追求するという自分本位な目的も大きいです。

例えば去年重点的にトライしていた領域は2つ。

「対峙」と「実在性」でした。

これらの領域は、これまでの撮影の中で一定の成果を得られたので、これからも表現力の成長分野として継続したいです。

一方で、今の自分にはあまりできていなくて、新しいチャレンジとして踏み出したいのが「ミスマッチ写真」です。

被写体さまにとっては、「これまでと比較して一時的にレベルが落ちるのではないか」と心配になるかもしれず、身勝手なお願いでもあります。ただ、「我々にしか撮れない作品」を最低1カットは生み出せるという自信もあります。

付き合ってくださる方だけ、お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします!

※といいつつ、何となく普段投下する写真やネタへの反応から「この人はご興味ありそうだな」というのはわかるので、個別に相談に行きます。

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